「もしものとき」のための話し合いをしていますか？
人生会議とは
「人生会議」とは、アドバンス・ケア・ プランニング（ACP：Advance Care Planning）の愛称です。
命の危機が迫ったとき、多くの人は自分の意思を伝えることができなくなるといわれています。
命の危機が迫ったとき、多くの人は自分の意思を伝えることができなくなるといわれています。
「人生会議」とは、将来あなた自身が病気になったり介護が必要になったりしたときに備え、これまでに大切にしてきたことや、これから誰とどのように過ごしたいか、希望する医療や介護のことなどについて、家族や大切な人、医療・介護関係者とともにあらかじめ考え、「繰り返し話し合い、共有する取組み」のことです。
全ての人が、人生会議をしなくてはならないというわけでは、決してありません。あくまで、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。
一方で、人生会議を重ねることで、あなたが自分の気持ちを話せなくなった「もしものとき」には、あなたの心の声を伝えることができるかけがえのないものになり、あなたの大切な人の心のご負担を軽くするでしょう。
当院にはACP研修をうけた専門スタッフによるACPサポートチームがあり、人生会議（ACP）の話し合いを支援しています。
「これからのことを相談したいとき や お気持ちに変化があった場合」には、
主治医やスタッフ・患者相談窓口にお気軽にご相談下さい。
昭和の杜病院の取り組みについて
昭和の杜病院では、このことについて、患者さんへ寄り添う医療を目指し、次のような取組みを行っております。このことと併せ、厚生労働省が推奨する「人生会議（ACP）」について、情報提供することとしています。
1. 患者さんの心身の状態に応じて、医師等から患者さんやご家族へ適切な情報提供を行い、患者さんが大切にしていることに基づき、これから望む医療やケアについてお尋ねしながら、最期まで安心して満足のいく医療が受けられるように、医師、看護師等の専門職種がお手伝いしていきます。
2. 入院前面談時に、「東京都福祉保健局発刊：わたしの思い手帳」と「わたしの思い」の用紙をお渡しします。患者さん・ご家族等でお読みください。
3. お気持ちを伝えたい方は「わたしの思い」にご記入いただき、入院の際に看護師にお渡しください。ただし、この取組みは、強制するものではありませんのでご安心下さい。
2. 入院前面談時に、「東京都福祉保健局発刊：わたしの思い手帳」と「わたしの思い」の用紙をお渡しします。患者さん・ご家族等でお読みください。
3. お気持ちを伝えたい方は「わたしの思い」にご記入いただき、入院の際に看護師にお渡しください。ただし、この取組みは、強制するものではありませんのでご安心下さい。
【わたしの思い手帳】
【わたしの思い】（1/2）
【わたしの思い】（2/2）
